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看護師以外の仕事に移りたいのですが、探し方が分かりません。検索しても病院の求人ばかり出てきます…

とし とし

同じところで、私もつまずきました。看護師向けのサイトで探すかぎり、出てくるのは病院とクリニックです。

私は33歳のとき、30社以上に応募して8ヶ月の転職活動をしました。応募したのは、カスタマーサクセス・カスタマーサービス・営業など、看護師資格を使わない職種も含みます。

使うサービスを変えたところから、見える求人が変わりました。実際に使った4社を、良かった点も残念だった点も正直にお伝えします。

「一般企業に転職したい」と思っても、最初の壁になるのが「そもそもどこで求人を探せばいいのか分からない」という問題です。

看護師の転職サイトは病院・施設向けがほとんどで、異業種の求人はほとんど出てきません。この記事では、私が実際に使った4つのサービスの使い分けを紹介します。あわせて、転職活動を始める前に知っておきたい「給与」「スキル」のリアルな現実もお伝えします。

この記事で紹介するサービスは、すべて登録・利用が無料です。 料金が発生するのは採用する企業側だけなので、求人を眺めるだけでも気軽に登録して大丈夫です。


この記事でわかること

  • 看護師が一般企業へ転職するときに使えるおすすめサービス5選の特徴
  • 総合型と産業保健特化型の「使い分け方」
  • 看護師が一般企業転職で直面する給与・スキルのリアルな現実
  • 産業保健師・企業看護師を目指す場合に使うべきサービス
  • 転職活動を始める前にやっておくべき準備

【結論・早見表】目的別おすすめ転職サービス

先に結論からお伝えします。あなたの目的によって、登録すべきサービスは変わります。

リクルートエージェント

担当者がつくエージェント

求人数:公開 約80万件/非公開 約29万件

2026年8月30日時点

求人数が最も多く、書類添削・面接対策・年収交渉まで支援してもらえます。たくさんの求人を見たい方へ。

doda(デューダ)

エージェント+求人サイト+スカウト

求人数:公開 316,739件

2026年9月21日時点

1つの登録で3つの使い方ができます。自分で探しつつ、相談もしたい方へ。

マイナビ転職

自分で探す求人サイト(+スカウト)

求人数:61,608件

2026年9月9日時点

Web履歴書を登録すると、企業からスカウトが届きます。まだ本格的に動くか決めていない方へ。

エンゲージ(engage)

自分で探す求人サイト(アプリ)

求人数:バイト・新卒を含む幅広い求人

 

マップ機能で、自宅からの通勤距離・時間を確認できます。通勤できる範囲から選びたい方へ。

※求人数は各社の公式サイトに掲載されている数字です(確認日:2026年9月21日)。数字は日々変動します。

担当者がつくのは、リクルートエージェントとdodaのエージェントサービスだけです。マイナビ転職とエンゲージは、自分で探すタイプです。この違いを知らずに登録すると、「誰からも連絡が来ない」と戸惑うことになります。

💡 迷ったらこの組み合わせ

担当者と相談しながら進めたいならリクルートエージェントかdoda、自分のペースで探したいならエンゲージ。この2本立てが、いちばん取りこぼしが少ない組み合わせです。

※看護師・保健師の資格を活かして企業で働きたい方は、使うサービスがまったく変わります。保健師の転職サイトおすすめ7選をご覧ください。

なぜ複数登録をおすすめするのか。その理由は、このあと説明する「看護師の一般企業転職のリアル」を知ると納得していただけると思います。


先に知っておきたい|異業種転職の4つの現実

サービスの前に、先にお伝えしておきたいことがあります。私が転職活動で直面した現実です。ここを知らずに動き出すと、途中で心が折れてしまいます。

現実ひとことで言うと
①異業種転職は珍しくない転職した人の約4割が、業界も職種も変えている
②給与は下がる人が約3割看護師は夜勤手当が消える分、下がりやすい
③求められるスキルが別物PC・ビジネスマナーは自分で身につける
④選考が長い書類 → SPI → 面接3次まで。1〜2ヶ月かかる

いちばん大事なのは、④の「選考が長い」という点です。看護師の転職の感覚のままスケジュールを組むと、必ず足りなくなります。

現実1異業種へ移る人は珍しくない。ただし準備は要る

まず、安心してほしいことから。

リクルートが、リクルートエージェントを使って転職した人のデータを分析したところ、「異業種かつ異職種」への転職が全体の39.3%(2022年度)で、過去10年で最多になっていました。2013年度からは11.9ポイント増えています。

つまり、業界も職種も変える転職は、今や珍しいことではありません。

ただし、「珍しくない」ことと「簡単」であることは別です。未経験を採用するかどうかは、業界によって大きく違います。リクルートワークス研究所の調査では、中途採用に占める未経験者の割合は、小売業で62.7%、サービス業で51.0%と高い一方、金融・保険業では15.6%にとどまっていました(2022年)。

同じ「異業種」でも、入りやすい業界とそうでない業界があります。求人を探すときは、まずここを知っておくと遠回りを減らせます。

🙋 IT系は、書類選考も通りませんでした

私はIT系の企業にも、未経験で応募しました。結果は、書類選考も通りませんでした。

理由は、今ならはっきり分かります。

  • 一般企業での勤務経験がない
  • その仕事に必要なスキルを持っていない
  • 応募時点で30歳を超えていた

病院での経験はあっても、その企業が求めているものとは別でした。応募する前に「この業界は未経験者を採っているか」「自分の経験のどこが使えるか」を確認していれば、時間の使い方は変わっていたと思います。

現実2給与は「下がる人が約3割」。看護師はさらに注意

厚生労働省の「令和6年雇用動向調査」によると、転職した人の賃金は前職と比べて増加が40.5パーセント、減少が29.4パーセントでした(2025年8月26日公表)。

つまり、転職すれば必ず下がるわけではありません。ただし、これは全職種の平均です。

看護師から異業種へ移る場合は、条件が重なります。

  • 未経験扱いになるため、給与は下からのスタートになりやすい
  • 夜勤手当がなくなる。私の場合、夜勤込みで年収約500万円だったところが、産業保健師になって約370万円でした(年130万円の差)
  • 賞与や手当の仕組みも、病院とは別物になる

ここで覚えておいてほしいのは、最初の条件がゴールではないということです。入り口で経験を積み、そこから条件を上げていく長期戦だと考えると、最初のハードルにも向き合いやすくなります。

現実3求められるスキルが「別物」

病院で培った患者対応・医療知識・チームワークは強みです。ただし、企業で日常的に使うのは別のスキルです。

  • PCスキル(Excel・Word・PowerPoint)
  • ビジネスマナー(メール・電話・敬語)
  • 数字とスケジュールの管理

ここは経験ではなく、練習で埋められる部分です。応募を始める前から少しずつ触れておくと、面接で「準備しています」と言えるようになります。

現実4選考の段階が、看護師の転職とまったく違う

これは、実際に応募してみて驚いた部分です。

看護師の転職では、書類を出して面接1回で決まることも珍しくありません。異業種の選考は、そうはいきませんでした。

段階内容
書類選考これまでの経歴を細かく見られます。学歴で絞られることもありました
筆記試験SPIなどの適性検査。言語・非言語(計算)の問題です
面接3次選考まであることも。人事 → 現場 → 役員という流れが一般的です

内定までに1〜2ヶ月かかることもあります。在職中に動く前提で、スケジュールを組んでおく必要があります。

💡 SPIは「対策すれば上がる」試験
SPIは、久しぶりに計算問題を解く方ほど時間が足りなくなります。市販の問題集が1冊あれば十分です。受ける可能性があると分かった時点で、少しずつ解いておくのがおすすめです。書類が通ってから慌てると、準備の時間がほとんどありません。
とし とし

「看護師免許があるのだから、どこかしら通用するだろう」と考えていた時期がありました。でも、異業種の求人で看護師免許が求められることは、ほとんどありません。免許があることは、そこでは強みになりません。

見られるのは、資格ではなく経験です。ただし、経験をそのまま話しても伝わりません。

「病棟で重症の患者さんを担当していました」と言っても、採用する側は、それが自社のどの仕事につながるのか分かりません。相手が募集しているポジションに合わせて、自分の経験を言い換える必要があります。

✅ 経験を「売り込む」3ステップ
  1. 求人票から、そのポジションで求められていることを書き出す(例:顧客の課題を聞き取る力、記録を残す力、複数の関係者との調整)
  2. 自分の経験の中から、そこに当てはまるものを選ぶ(例:患者さんや家族の話を聞き取る、多職種と調整する、記録を残す)
  3. 相手の言葉に置き換えて伝える

伝え方の型: 「看護師として◯◯をしてきました。その経験は、御社の△△というポジションで□□に活かせると考えています」

資格があるから採用されるのではありません。自分の経験を、相手の求める形にして届けられるかどうかです。ここを言語化できた時点から、私も選考が進むようになりました。

とし とし

最初の数ヶ月は書類でほとんど落ちました。道が開けたのは、書き方と応募先を変えてからです。この4つの現実は、引き返すためではなく、準備のために知ってほしいと思っています。


私が実際に使った転職サービス4社

ここからは、実際に私が登録・利用した総合型サービスを紹介します。総合型とは、医療に限らずあらゆる業界・職種の求人を扱う大手サービスのことです。

① リクルートエージェント|まずは求人数で選ぶならここ

国内最大級の求人数を誇る、転職エージェントの定番です。公開求人は約80万件、非公開求人は約29万件(2026年8月30日時点)にのぼります。厚生労働省のデータをもとにした自社集計で「転職成功実績No.1」(2024年5月時点)とされている、実績面でも安心感のあるサービスです。

実際に使ってみると…

登録後、担当アドバイザーが丁寧にヒアリングしてくれ、一般企業の求人を数多く紹介してもらえました。求人数が圧倒的なので、「とにかくたくさんの選択肢を見たい」という人には心強い存在です。

一方で、紹介される求人の中には看護師の経験を直接活かしにくいものも多く、給与が下がる求人が中心になりがちでした。「看護師経験は関係なくても一般企業に行きたい」という意志が固まっている人ほど、このサービスの強みを活かせます。

💡 リクルートエージェントはこんな人向け
求人数の多さが最大の武器。「とにかく多くの一般企業求人を見たい」「一般企業への転職を強く決意している」人に最適。給与が下がる可能性も理解した上で使うと、希望に合う求人を真剣に探してくれます。

登録後の流れ: 登録 → オンライン面談(約30〜60分) → 求人紹介 → 応募・面接サポート


② doda(デューダ)|サイトとエージェントを1つで使える

dodaの最大の特徴は、「転職サイト(自分で検索)」「転職エージェント(プロのサポート)」「スカウト」の3つを1社でまとめて使える点です。求人数は約27万件(2026年5月時点)、会員登録者数は1,000万人を超える(2026年3月末時点)、日本最大級のサービスです。

実際に使ってみると…

自分のペースで求人を検索しながら、必要なときだけエージェントのサポートも受けられるのが便利でした。プロフィールを登録しておくと企業から直接オファーが届くスカウト機能も充実していて、「自分では探していなかった会社」と出会えることもあります。

リクルートエージェントと同様、一般企業の求人が中心です。「看護師という枠を一度外して、まったく新しいキャリアに挑戦したい」という人と相性が良いと感じました。

💡 dodaはこんな人向け
「自分で検索したい、でもプロにも頼りたい」という欲張りな人にぴったり。スカウトで思わぬ求人に出会えるのも魅力。自分のペースでじっくり進めたい人、看護師以外の業界も視野に入れている人におすすめ。

登録後の流れ: 登録 → プロフィール入力 → 求人検索+エージェントのサポートを並行して利用


③ マイナビ転職|自分で探して、スカウトも待てる求人サイト

20〜30代の転職に強い求人サイトです。掲載求人数は61,608件(2026年9月9日時点)。

ここで大事な点をひとつ。マイナビ転職は、担当者がつくエージェントではありません。自分で求人を探して応募するサイトで、あわせて企業からスカウトが届く仕組みです(担当者に相談したい場合は、別サービスの「マイナビ転職AGENT」になります)。

実際に使ってみると…

自分のペースで求人を見られるのが、エージェントとの大きな違いです。担当者との面談を挟まずに求人を眺められるので、「まだ本気で動くか決めていない」段階でも気楽に使えました。

一方で、書類の添削や面接対策は受けられません。そこはエージェント型(リクルートエージェント・doda)と組み合わせるのが現実的です。

💡 マイナビ転職はこんな人向け
自分のペースで求人を見たい方、まだ本格的に動くか決めていない方に向いています。サポートを受けたい方は、エージェント型と併用してください。
📝 余談|担当者に相談したい場合は「マイナビ転職AGENT」
同じマイナビでも、マイナビ転職AGENTのほうは担当者がつきます。私は今回使いませんでしたが、希望を伝えて求人を案内してもらえる形なので、「自分で探すのは大変」と感じたときの選択肢にはなりそうです。

登録後の流れ: 会員登録 → 自分で求人検索・応募/Web履歴書を登録してスカウトを待つ

④ エンゲージ(engage)|アプリで探せて、通勤距離が分かりやすい

エン・ジャパンが運営する求人サービスです。パソコンだけでなく、アプリで求人を探せるのが特徴です。

実際に使ってみると…

私はアプリで使っていました。操作が分かりやすく、すきま時間に求人を見られたのが便利でした。

いちばん助かったのは、地図から勤務地を確認できることです。求人票の住所を読むだけでは、通勤にどれくらいかかるか分かりません。地図上で見られると、「ここなら通える」「ここは少し遠い」という判断がその場でできました。

企業で働く場合、通勤は毎日のことです。条件がよくても通えない職場では意味がありません。勤務地を早い段階でふるいにかけられるのは、思っていた以上に効率的でした。

💡 エンゲージはこんな人向け
スマホで気軽に求人を見たい方、通勤距離を重視する方に向いています。担当者とじっくり相談したい方は、エージェント型(リクルートエージェント・doda)と併用するのがおすすめです。


看護師資格を活かす道も残すなら(この記事の対象外)

この記事は、看護師資格を使わない異業種へ移りたい方に向けて書いています。

一方で、「企業で働きたいけれど、看護師・保健師の資格は活かしたい」という方もいるはずです。その場合は、産業保健師・企業看護師という道があり、使うサービスもまったく変わります。詳しくはこちらにまとめています。

私自身は、一般企業の求人に応募しながら、最終的に労働衛生機関の産業保健師を選びました。両方を見たうえで決められたことが、いちばん良かったと思っています。

4社をどう使い分けたか

「結局、何社に登録すればいいの?」という疑問にお答えします。

📝 目的別・おすすめの登録パターン

異業種を幅広く探したい場合: 「リクルートエージェント」+「doda」の2社からスタート。迷いがあるなら「マイナビ転職」も追加。

自分のペースで探したい場合: 「エンゲージ」をアプリで入れておき、通勤できる範囲の求人を眺めるところから。

看護師資格を活かして企業で働きたい場合: 産業保健に特化したサービスが必要です。保健師の転職サイトおすすめ7選をご覧ください。

各サービスには、それぞれ異なる求人が集まっています。1社に絞るより、性質の違う2〜3社を並行して使うほうが、選択肢は格段に広がります 。

保健師資格をお持ちの方は、保健師の転職サイトおすすめ7選もあわせてどうぞ。産業保健師に転職した私の「正直な使い分け」を詳しく書いています。

ただし注意点が1つ。同じ求人に複数のエージェント経由で応募しないようにしてください。企業側が混乱し、選考に悪影響が出ることがあります。「どの会社に、どのサービス経由で応募したか」を簡単な表で管理しておくと安心です。


転職活動を始める前にやっておくべき準備

サービスに登録したら、次は準備です。ここを整えるだけで、選考の通過率が大きく変わります。

準備①:職務経歴書を「一般企業向け」に書き換える

看護師の職務経歴書は、どうしても「病棟名・診療科・ケアの内容」が中心になりがちです。しかし一般企業の採用担当者が知りたいのは、「どんな課題に、どう動いて、どんな成果を出したか」です。

私自身、最初に書いた職務経歴書はほぼ「看護記録」のような内容で、何度も書き直すことになりました。エージェントの担当者に添削してもらうのが、いちばんの近道です。

📝 一般企業向け職歴書・3つのコツ
① 「何をしたか」ではなく「どんな課題にどう対応し、どんな成果を出したか」で書く ② 「看護師免許保有」より「社員の健康管理・保健指導・緊急時対応が可能」と具体的に書く ③ 数字を入れる(例:「年間◯名の健診後フォローを担当」)と説得力が増す。

準備②:検索キーワードを工夫する

「看護師」だけで検索すると、病院・施設の求人ばかりになります。「産業看護師」「企業看護師」「保健師(企業)」「健康管理スタッフ」などのキーワードに変えるだけで、出てくる求人がガラッと変わります。

準備③:面接では「医療職らしさ」を強みに変える

一般企業の面接では、ビジネスマナーが見られます。一方で、看護師ならではの「冷静さ」「傾聴力」「緊急時の判断力」は大きな武器になります。弱点を取り繕うより、強みを言語化して伝えるほうが効果的です。

面接で必ず聞かれる「なぜ病院ではなく企業なの?」への答え方は、転職理由・志望動機の作り方で、臨床経験を強みに変えるフレームワークとして詳しく解説しています。


よくある質問(Q&A)

Q1. 登録すると、電話がたくさんかかってきますか?

A. 登録直後は確認の連絡が来ることがあります。「やりとりはメール希望」と最初に伝えれば、多くの場合は対応してもらえます。仕事中に電話が困る方は、登録時の備考欄に書いておくとスムーズです。

Q2. 看護師専門サイトと一般サイト、どちらを優先すべき?

A. 産業保健師・企業看護師を目指すなら、専門(特化型)+総合型の両方がおすすめです。それぞれ集まる求人が違うため、片方だけだと本命を取りこぼします。一般企業へ完全に職種転換したい場合は、総合型を中心に進めて問題ありません。

Q3. 複数のエージェントを掛け持ちしても大丈夫?

A. 2〜3社の並行利用が一般的です。ただし、同じ求人に複数経由で応募するのはNG。応募先と利用サービスを一覧で管理しておきましょう。

Q4. 未経験でも本当に一般企業に転職できますか?

A. できます。実際に私は未経験から産業保健師に転職しました。ただし「給与が一時的に下がる」「PC・ビジネスマナーを学ぶ」といった準備と覚悟は必要です。求人が少ない分野なので、複数サービスの併用で母数を増やすことが成功の鍵になります。CRC(治験コーディネーター)・MR・ヘルスケアITなど「臨床経験を活かせる職種」から考えたい方は、軸ずらし転職の全体図もヒントになるはずです。

Q5. 在職中と退職後、どちらで活動すべき?

A. 経済的・精神的な安定を考えると、在職中の活動がおすすめです。一般企業転職は活動期間が長引きやすく(私は8ヶ月かかりました)、収入が途絶えると焦って妥協した選択をしてしまいがちです。働きながら、メール中心でじっくり進めましょう。具体的な進め方は在職中に進めるスケジュール管理術にまとめています。


まとめ:現実を知った上で、それでも進むあなたへ

看護師から一般企業への転職には、「求人が少ない」「給与が下がりやすい」「求められるスキルが違う」という現実があります。けれど、それを知った上で「それでも企業で働きたい」と決めた人にとって、転職サービスは何よりも頼れる味方になります。

最後に、目的別のおすすめをもう一度整理します。

あなたの目的おすすめサービス
幅広く一般企業を探したいリクルートエージェント・doda
自分のペースで探したいマイナビ転職・エンゲージ
看護師資格を活かして企業で働きたい産業保健特化のサービス(7選の記事へ)
とし とし

まずは1〜2社、気になったところに登録してみてください。求人を眺めるだけでも、「自分はどんな環境で働きたいんだろう」という輪郭が少しずつ見えてきます。転職活動は、完璧に準備してから始めるものではなく、動きながら整えていくもの。8ヶ月かけて遠回りした私が言うのだから、間違いありません。あなたのペースで、一歩ずつ進んでいきましょう。


出典・参考(本文中のデータについて)

  • 「異業種×異職種」転職が39.3%(2022年度・過去10年で最多/2013年度比11.9ポイント増):株式会社リクルート ニュースリリース(2023年11月29日)。リクルートエージェントを利用して転職した方のデータ分析
  • 中途採用に占める未経験者の割合(小売62.7%/サービス51.0%/金融・保険15.6%、2022年):リクルートワークス研究所「中途採用実態調査」
  • 転職入職者の賃金変動(増加40.5%/減少29.4%):厚生労働省「令和6年雇用動向調査」(2025年8月26日公表)
  • リクルートエージェント 公開求人 約80万件/非公開 約29万件(2026年8月30日時点)、doda 公開求人 316,739件(2026年9月21日時点)、マイナビ転職 掲載求人 61,608件(2026年9月9日時点):各社公式サイト(確認日2026年9月21日)
  • 年収の変化(夜勤込み約500万円→産業保健師で約370万円):運営者の実体験

※求人数・実績などの数値は変動します。登録前に各公式サイトで最新情報をご確認ください。